屋外でテントを設営する際、安全に使用するためには重りが欠かせません。
しかし、テントの脚の数だけ重りを用意する必要があり、費用もけっこうかかります。
そこで、「できるだけコストを抑えたい」「100均やホームセンターで代用品を見つけたい」と考える人も多いのではないでしょうか。
この記事では、タープテント用の重りについて、丁寧に分かりやすく解説していきます。また、100均やホームセンターなどで購入可能な代用品についても詳しく解説していきます。
コストを抑えつつ、安全にタープテントを固定するための方法を知りたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
- テントの重りがなぜ必要なのか理解できる
- タープテントを安定させるための適切な重さがわかる
- 100均やホームセンターで購入できる重りの代用品を知ることができる
- 代用品のメリット・デメリットや使用時の注意点を理解できる
テントの重りは「専用」と100均などで買える「代用品」がある

- タープテントになぜ重りが必要?
- どのくらいの重さが必要?設置時の目安を解説
- タープテント用の重りの種類
- タープテント用の重り|金属製
- タープテント用の重り|注入式
タープテントになぜ重りが必要?
- 風による転倒や飛散を防ぐため
- テントがズレたり倒れたりするのを防ぐため
タープテントを安全に使用するためには、重りが欠かせません。
地面にペグを打ち込める環境であれば固定できますが、アスファルトやコンクリートのような硬い地面では、重りを使って安定させる必要があります。
タープテントに重りが必要な理由は、主に「風による転倒や飛散を防ぐため」です。
風は予測が難しく、突然強く吹くことがあります。実際、強風時に固定されていないテントが飛ばされ、周囲の人や車にぶつかる事故が発生することもあります。
また、重りを使用しない場合、ちょっとした接触でテントがズレたり倒れたりすることも考えられます。
マルシェやイベント会場など、多くの人が集まる場所では特に注意が必要です。テントの転倒は、来場者のケガや出店商品の破損にもつながるため、適切な重りを準備することが求められます。
どのくらいの重さが必要?設置時の目安を解説
タープテントの安定性を確保するために、支柱1本あたり約10kgの重りを設置するのが一般的な目安です。ただし、これはあくまで基本的な基準であり、使用環境によって調整が必要になります。
風がほとんどない屋外であれば、この基準で十分に固定できます。しかし、風が強く吹く可能性がある場合は、さらに重さを増やすことが推奨されます。例えば、風速5m/sを超える環境では、1本あたり15kg〜20kgの重りを設置することで、より安定感を高めることができます。
また、タープテントのサイズも重りの必要量に影響を与えます。一般的な2m×2mのタープテントなら支柱4本で合計40kgが目安ですが、3m×3m以上の大型テントでは、さらに重量を増やしたほうが安全です。
タープテント用の重りの種類
タープテントを固定するための重りには、大きく分けて以下の3種類があります。
- タープテント用(金属製)
- タープテント用(注入式)
- 代用品
それぞれの特徴を簡単にまとめると、以下のようになります。
重りの種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
タープテント用(金属製) | 安定感が高く、強風でもしっかり固定できる。耐久性がある。 | 重量があり持ち運びが大変。設置場所を選ぶ必要がある。 |
タープテント用(注入式) | 未使用時は軽く、コンパクトに収納可能。重量を調整できる。 | 破損しやすい。長期間の使用には向かない場合がある。 |
代用品 | 低コストで入手しやすい。100均やホームセンターで手に入る。 | 固定のしやすさや安定性が専用の重りに劣る。ケガのリスクがある。 |
それでは、それぞれの重りについて詳しく解説していきます!
タープテント用の重り|金属製

タープテント用の重り(金属製)のメリット
金属製の重りは、タープテントをしっかりと固定できる安定感の高いタイプです。
特に風が強い環境や、長時間テントを設営する場合に適しています。
金属製の重りは、鉄や鋳鉄、セメントが使用されているため非常に丈夫です。
強風でもしっかりと支柱を固定でき、テントの転倒リスクを大幅に減らすことができます。
また、耐久性が高く、長期間使用できるため、一度購入すれば長く使えるのも魅力です。
さらに、積み重ねて使えるタイプもあり、状況に応じて重量を調整しやすいというメリットもあります。
タープテント用の重り(金属製)のデメリット
金属製の重りの最大のデメリットは値段の高さです。
正直、これで安ければ、多くの人が金属製を選ぶのではないでしょうか(笑)
また、重いので、注入式に比べて運ぶ手間が大きいことも挙げられます。
おすすめのタープテント用の重り(金属製)
クイックキャンプ テント・タープ用マルチウエイト 6kg
耐久性があり、積み重ねて使用できる設計。取っ手付きで持ち運びやすいのも特徴。
フィールドア タープテント用ウエイト 5kg×4セット
ポリエチレンの外装でサビに強く、雨の日でも使用可能。重ねて固定できるので、状況に応じた調整ができる。
シナノトレーディング 鋳鉄製おもり STウエイト20kg×6個セット
風が強い場所でも安心して使える重量設計。しっかりとした固定力を求める人に最適。
タープテント用の重り|注入式

注入式の重りは、水や砂を入れて使用するタイプで、使わないときはコンパクトに収納できるため、持ち運びやすさが魅力です。
タープテント用の重り(注入式)のメリット
注入式の重りは、空の状態では軽量で持ち運びやすく、使用時に水や砂を入れることで重量を調整できる点が特徴です。
特に、アウトドアやイベントで荷物を減らしたい場合に便利です。
また、袋タイプのものは、収納時には場所を取らず、小さく折りたたんで保管できるため、自宅や車内でもスッキリ収納できます。
価格も金属製に比べて安く、コストパフォーマンスに優れた製品が多いのもメリットです。
タープテント用の重り(注入式)のデメリット
ただし、耐久性には注意が必要です。
素材によっては破損しやすく、長期間使用すると劣化する可能性があります。
また、水を注入するタイプは、寒冷地では水が凍ることで膨張し、破損の原因になることもあります。
砂を使用する場合は重量を増やせますが、設営・撤去時に砂を扱う手間がかかる点はデメリットになります。
おすすめのタープテント用の重り(注入式)
バンドック タープウエイト 8kg
水を入れることで重量を増やし、支柱に固定できる設計。未使用時は軽量で持ち運びに便利。
キャプテンスタッグ タープ&パラソル用ウォーターウエイト10kg
重ねて使用できる設計で、風の強さに応じて調整可能。ハンドル付きで持ち運びやすい。
マスターキャノピー ウエイトバッグ 容量50KG 4個1セット
砂や土を入れるタイプを探している人は、マスターキャノピーが人気。コスパが圧倒的に高い!
100均やホームセンターで買えるテントの重りの代用品を解説

- カインズ・コーナンなどホームセンターで購入可能な代用品
- ダイソーなど100均で買える代用品
- ダイソーで1kgや2kgの重りはあるか?
- 代用品は便利だが基本的にはタープテント用の重りがおすすめ
重りの自作や代用品のメリットと使用する際の注意点
タープテント専用の重りを購入しなくても、自作したり、身近なもので代用することが可能です。
自作や代用品を活用する最大のメリットは「コストを抑えられること」です。100均やホームセンターで手に入るアイテムを活用すれば、安価に重りを用意できます。
代用品を使用する場合の注意点は、次の3つです。
- 適切な重量を確保すること
- ロープやテープでしっかりと支柱に結びつけること
- 耐久性(長時間の使用には向かない場合が多い)

私の経験から、代用品を使うことの一番のデメリットは、「重りを支柱に固定するのに手間がかかること」だと感じます。
逆に、この注意点さえクリアできれば、安価な代用品はコスパが圧倒的に高いです。
以下、代用品について具体的に解説していきます。
カインズ・コーナンなどホームセンターで購入可能な代用品
ホームセンターでは、タープテント専用の重りを取り扱っている場合もありますが、代用品として使えるアイテムも多く販売されています。
特に、コンクリートブロックや土嚢袋は比較的安価で手に入るため、タープテントの固定用として活用されることが多いです。
コンクリートブロック

コンクリートブロックは、ホームセンターで手軽に購入できる重りの代用品です。
1個あたり10kg程度の重量があるため、支柱1本につき1〜2個使用すれば安定感を確保できます。
価格も、テント用のお守りに比べて、安く購入可能です。
ただし、角が鋭いため、ぶつかった際にケガをするリスクがあります。
また、持ち運びには不向きで、頻繁に移動する場合はあまりおすすめできません。
土嚢袋

土嚢袋は、砂や土を詰めて重りとして使用できます。
コンクリートブロックより軽量で持ち運びがしやすく、未使用時はコンパクトに収納できます。
必要に応じて現地で砂を詰めることもできるため、荷物を減らしたい場合に便利です。
しかし、長期間の使用には適しておらず、袋が破れる可能性があるため、消耗品として扱う必要があります。
また、テントの脚に固定しにくいことも注意が必要です。
ダイソーなど100均で買える代用品
100均では、タープテント用の重りは販売されていませんが、代用品として活用できるアイテムはいくつかあります。
特にウォータータンクや重し袋は、コストを抑えつつ、ある程度の安定感を確保できるため、簡易的な重りとして利用されています。
ウォータータンク(10L・20L)

折りたたみ式のウォータータンクは、未使用時はコンパクトに収納でき、必要なときに水を入れて重りとして使える便利なアイテムです。
ダイソーでは10Lと20Lの折りたたみタンクが販売されており、満水にすれば、10Lタイプなら約10kg、20Lタイプなら約20kgの重りになります。
ただし、素材が柔らかいため、長期間の使用には向いておらず、破損のリスクもあります。
また、テントの脚にかなり固定しにくいので注意が必要です。
2Lペットボトル&重し袋

ダイソーやセリアでは、ペットボトルを収納できる重し袋が販売されています。
ファスナー付きで2Lペットボトルを4本収納できるタイプが一般的で、最大約8kgの重りとして使用可能です。
しかし、固定力は専用の重りに比べると劣るため、強風時には注意が必要です。
ダイソーで1kgや2kgの重りはあるか?
ダイソーでは、1kgや2kgの重りとして使えそうな商品はいくつか販売されています。
代表的なものに「ダンベル」や「ウォーターダンベル」がありますが、正直、タープテントの重りとしてはおすすめできません。
ダイソーのダンベルやウォーターダンベルは、1kgや2kgの軽量なものが多く、単体ではタープテントの重りとして十分な重量を確保できません。
支柱1本あたり10kg程度が推奨されるため、ダンベルを大量に用意しなければならず、コストや持ち運びの手間を考えると、現実的ではありません。
代用品は便利だが基本的にはタープテント用の重りがおすすめ
タープテントの重りは、100均やホームセンターで購入できる代用品を使うことも可能ですが、安全性や使い勝手を考えると、専用の重りを使用するのが最もおすすめです。
タープテント専用の重りは、安定性を重視した設計になっており、支柱にしっかりとフィットするため、ズレにくいのが特徴です。
代用品は短時間の使用や軽微な風対策には有効ですが、より安全にタープテントを使用するためには、やはり専用の重りを選ぶことを推奨します。
特に、イベントやマルシェなどで頻繁にタープテントを設置する場合は、初期投資として専用の重りを購入するほうが、結果的に安心して使い続けることができると思います。

今までタープテントが飛ばされている光景を何度も見てきた私の経験から、タープテント専用の重りを使うことを強くおすすめします。タープテントは便利ですが、本当に危ないですので。
おすすめのタープテント用の重り(金属製)
クイックキャンプ テント・タープ用マルチウエイト 6kg
フィールドア タープテント用ウエイト 5kg×4セット
シナノトレーディング 鋳鉄製おもり STウエイト20kg×6個セット
おすすめのタープテント用の重り(注入式)
バンドック タープウエイト 8kg
キャプテンスタッグ タープ&パラソル用ウォーターウエイト10kg
マスターキャノピー ウエイトバッグ 容量50KG 4個1セット
まとめ:テントの重りは「専用」と100均などで買える「代用品」がある
この記事のポイントをまとめます。
- タープテントは風で飛ばされやすいため重りが必須
- 100均やホームセンターで手に入る代用品でも固定は可能
- 支柱1本あたり約10kgの重りが目安とされている
- 風が強い日は15kg以上の重りを使用するのが望ましい
- タープテント用の重りには金属製・注入式・代用品の3種類がある
- 金属製は安定感があるが重く、持ち運びが不便
- 注入式は水や砂を入れることで重量調整ができる
- 代用品は低コストだが固定力が弱いものが多い
- コンクリートブロックは重いがケガのリスクがある
- 土嚢袋は軽量で持ち運びやすいが耐久性に欠ける
- 100均のウォータータンクは水を入れれば重りになる
- ダイソーの重し袋はペットボトルを活用できる便利アイテム
- 1kgや2kgのダンベルは軽すぎるため重りには不向き
- 強風時や長時間の使用では専用の重りを使うべき
- 代用品はあくまで簡易的なものであり、完全な固定には適さない

キャンプの成功は準備でほぼ決まると言ってもいいのですが、初心者の方からは、「どんなものを準備したらいいのかわからない」「実際に持って行って便利だったものを教えてほしい」といった声をよくいただきます。
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