ほりにし・黒瀬のスパイスどっちがおすすめ？特徴や違いを徹底比較

キャンプやBBQで大活躍する万能スパイスとして人気の「ほりにし」と「黒瀬のスパイス」。

どちらも評判が高い調味料だけに、どちらを選んでいいか迷い、「ほりにし 黒瀬 どっち」などと検索している人も多いのではないでしょうか。

本記事では、ほりにしと黒瀬のスパイスの違いを詳しく比較し、それぞれの特徴やおすすめの使い方を紹介します。

味の傾向、口コミ、実際に愛用している私の意見などを踏まえて徹底解説し、どんな人にどちらのスパイスが向いているのかを明確にしていきます。

キャンプや家庭での料理に使うスパイス選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ほりにしと黒瀬のスパイスはどっちが自分に合う？特徴を比較

ほりにしと黒瀬のスパイスの基本情報

ほりにしと黒瀬のスパイスは、どちらもアウトドアや家庭料理で幅広く活用できる万能スパイスです。

ざっくりとした基本情報をまとめると、以下のようになります。

ほりにしの基本情報

「ほりにし」は、和歌山県のアウトドアショップ「Orange（オレンジ）」が開発した万能スパイスです。

キャンプやバーベキューで使いやすいスパイスとして考案され、肉・魚・野菜など幅広い食材に合うように調合されています。

キャンプ愛好者の間で人気が高く、一躍有名になりました。

黒瀬のスパイスの基本情報

「黒瀬のスパイス」は、福岡県の鶏肉専門店「かしわ屋くろせ」が開発したスパイスミックスです。

もともとは鶏肉に合う調味料として作られましたが、肉料理全般に使える万能スパイスとして注目を集めました。

特にグリル料理との相性がよく、バーベキューシーンでも愛用されています。

ほりにし・黒瀬のスパイスの原材料を比較してみた

ほりにしと黒瀬のスパイスのどちらが自分に合うかは、2種類のスパイスの特徴をつかむことで見えてくると思います。

まずは主観を抜きにして、原材料や食塩相当量を比較しながら、客観的にそれぞれの個性を比較してみます。

スパイス名	原材料名	食塩相当量
ほりにし	食塩、ガーリック、黒コショウ、レッドベルペッパー、粉末醤油、ミルポアパウダー、コリアンダー、植物油脂、チキン調味料、パセリ、パプリカ、オニオン、赤唐辛子、陳皮、ジンジャー、バジル、オレガノ、マジョラム、ローズマリー、ローレル、セロリシード	45.8ｇ（100gあたり）
黒瀬のスパイス	食塩、胡椒、醤油、レッドベルペッパー、フライドガーリック、パプリカ、コリアンダー、グリーンベルペッパー、パセリ、オニオン粉末、唐辛子、マジョラム、オレガノ、バジル	57.9ｇ（100gあたり）

原材料は、含まれている重量の多い順に表示されます。（つまり「たくさん入っている順に名前が並んでいる」ということです）

こうして並べてみると、2つのスパイスの特徴が浮き彫りになります。

まず共通点として、どちらのスパイスも食塩の重量が最も多い（＝原材料の1番目に表示されている）ことがわかります。

そして、原材料の2番目以降を見ると、2つのスパイスの特徴がはっきりと見えてきます。

それでは、2つのスパイスの特徴について、ほりにし→黒瀬のスパイスの順に、詳しく解説していきます。

ほりにしはどんな人におすすめ？

ほりにしは、その独自のブレンドにより、さまざまな料理に使える万能スパイスとして人気があります。

ここでは、原材料の特徴や口コミをもとに、黒瀬のスパイスと比較しながら、ほりにしが特におすすめの人について詳しく解説していきます。

原材料から見る「ほりにし」の味の特徴

ほりにしの特徴は、ガーリックと黒コショウの香ばしさに加え、粉末醤油のコクやミルポアパウダーの旨味が加わっている点です。これにより、単なる塩コショウの代替ではなく、深みのある味わいが生まれます。

黒瀬のスパイスも同じく食塩ベースのスパイスですが、フライドガーリックが含まれているため、よりガーリックの風味が強く、パンチのある味わいになっています。

これに対して、ほりにしはバジルやオレガノなどのハーブも豊富に含まれており、上品でバランスの良い風味が特徴です。

また、食塩相当量を比較すると、ほりにし（100gあたり45.8g）よりも黒瀬のスパイス（100gあたり57.9g）の方がやや塩分が高めです。塩味を抑えつつも、しっかりとした旨味を楽しみたい人には、ほりにしが向いているでしょう。

ほりにしの口コミ・感想レビュー

Amazon、楽天市場、SNSなどから、「ほりにし」の口コミや感想レビューを調べて、よく見られる声をまとめました。

一方で、「期待していたよりスパイスの刺激が控えめでした。ガーリックと醤油の風味は良いですが、辛さを求める人には物足りないかもしれません。」という意見も見られました。

筆者の使い方

私自身、ほりにしは特に洋風の料理や、ハーブの香りを活かしたいときによく使っている感じです。

ほりにしを使うと料理の雰囲気がけっこう変わるので、「いつもとちょっと違う感じにしてみたいな」と思う時にも選んでいるような気がします。

• ステーキやグリルチキン → ほりにしを振るだけで、簡単にレストランのような味付けに。
• クリーム系パスタやアヒージョ → ハーブの風味とガーリックが、濃厚なソースにぴったり。
• 野菜炒めやポテト料理 → 塩味が控えめなので、野菜の甘みを活かしながらスパイシーに仕上がる。
• スープやリゾットの味付け → コクがありつつもクセが少ないため、スープの隠し味として使うのもおすすめ。

キャンプやBBQでは、ほりにしを仕上げのスパイスとして振ると香りが際立ち、料理がワンランクアップした感じになりますよ。

【結論】ほりにしはどんな人におすすめか？

ほりにしは、以下のような人におすすめです。

ほりにしについては、「どれが美味しい？ほりにしを愛する私が種類やおすすめを徹底解説！」でも詳しく解説しています。よかったらお読みください。参考になると思います。

黒瀬のスパイスはどんな人におすすめ？

黒瀬のスパイスは、特にガーリックの風味が強く、肉料理との相性が抜群な万能調味料として知られています。

ここでは、原材料の特徴や口コミをもとに、ほりにしとの違いを比較しながら、黒瀬のスパイスがどんな人におすすめなのかを詳しく解説していきます。

原材料から見る黒瀬のスパイスの味の特徴

黒瀬のスパイスの最大の特徴は、フライドガーリックの香ばしさと、塩コショウのシンプルで力強い味わいです。

ほりにしと比較すると、より「ガツン」としたスパイス感があり、パンチのある味付けを好む人にはぴったりでしょう。

また、食塩相当量が100gあたり57.9gと、ほりにし（45.8g）よりもやや高めです。そのため、しっかりした塩味が欲しい人や、濃いめの味付けを好む人には向いています。

さらに、レッドベルペッパーやグリーンベルペッパーが加わることで、ピリッとした刺激があり、スパイシーな風味を楽しめるのも特徴です。

黒瀬のスパイスの口コミ・感想レビュー

Amazon、楽天市場、SNSなどから、「黒瀬のスパイス」の口コミや感想レビューを調べて、よく見られる声をまとめました。

一方で、「ハーブの風味はあまり感じません。シンプルに塩コショウとガーリックの味を求める人には良いですが、もう少し風味が複雑な方が好きならほりにしの方が合うかもしれません。」という意見も見られました。

筆者の使い方

私自身は、「胡椒的なピリッとしたパンチを効かせたいな」と思う時は自然と黒瀬のスパイスを選んでいるような気がします。

あと、鶏肉との相性はやっぱり抜群で、焼き鳥、チキンステーキ、唐揚げなどを美味しく食べるためのスパイスとして頻繁に使っています。

さらに、実際にいろいろ試してみると、肉料理以外にも意外と活躍する場面が多いことにも気付きました。

• おにぎりの具材として → 焼きおにぎりの表面に振りかけると、醤油の風味が効いて美味しい。
• 唐揚げの下味に → 醤油ベースなので、普通の唐揚げの下味にも使いやすい。
• 焼き魚の味付けに → 特に白身魚と相性抜群。醤油とスパイスの香ばしさがプラスされる。
• フライドポテトに → じゃがいもの甘みとスパイスの香ばしさがよく合う。

【結論】黒瀬のスパイスはどんな人におすすめか？

黒瀬のスパイスは、以下のような人におすすめです。

ほりにしと黒瀬のスパイスはどっちがおすすめ？簡単レシピも

ほりにしを使った簡単レシピ2選

ほりにしは、その豊かなスパイスブレンドとハーブの香りが特徴の万能調味料です。肉料理はもちろん、魚や野菜料理にも使えるため、家庭でもキャンプでも活躍します。

ここでは、ほりにしの魅力を最大限に活かせるレシピを2つ紹介します。どれも簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。

① ほりにし香る！ジューシー鶏ももステーキ

ほりにしのスパイス感と鶏肉の旨味が抜群に合う、シンプルなステーキレシピです。カリッと焼いた皮とジューシーな肉汁が楽しめます。

【材料（2人分）】

• 鶏もも肉…1枚（300g）
• ほりにし…適量
• オリーブオイル…大さじ1
• にんにく（スライス）…1片
• バター…10g

【作り方】

1. 鶏もも肉の余分な脂を取り除き、皮目をフォークで数カ所刺しておく。
2. 両面にほりにしをしっかりまぶし、15分ほど馴染ませる。
3. フライパンにオリーブオイルとスライスしたにんにくを入れ、弱火で香りを出す。
4. にんにくを取り出した後、鶏もも肉の皮目を下にして中火で焼く。
5. 皮がパリッと焼けたら裏返し、バターを加えて弱火でじっくり火を通す（約5分）。
6. 火が通ったら食べやすい大きさにカットし、お皿に盛り付ける。

【ポイント】

• ほりにしにはすでに塩分が含まれているので、追加の塩は不要。
• 皮をしっかり焼くことで香ばしさがアップし、ほりにしのスパイスがより引き立つ。
• 仕上げにレモンを絞ると、さっぱりした味わいに。

② ほりにし風味のガーリックポテト

アウトドアでもおうちでも簡単に作れる、やみつきポテトレシピです。ほりにしのスパイス感とガーリックの風味が絶妙にマッチし、食べ始めたら止まりません。

【材料（2～3人分）】

• じゃがいも…3個（約300g）
• ほりにし…適量
• オリーブオイル…大さじ2
• バター…10g
• にんにく（みじん切り）…1片

【作り方】

1. じゃがいもは皮付きのままよく洗い、一口大にカットする。
2. 耐熱ボウルにじゃがいもを入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ（600W）で4分加熱。
3. フライパンにオリーブオイルとバター、みじん切りしたにんにくを入れて弱火で炒める。
4. にんにくの香りが立ったら、じゃがいもを加えて中火で焼き色がつくまで炒める。
5. 仕上げにほりにしをたっぷり振りかけ、全体を混ぜて完成。

【ポイント】

• ほりにしの塩分があるので、塩は加えなくてもOK。
• 皮付きのじゃがいもを使うことで、ホクホク感と香ばしさがアップ。
• 仕上げにパセリを振ると彩りが良くなり、おしゃれな仕上がりに。

黒瀬のスパイスを使った簡単レシピ2選

黒瀬のスパイスは、ガーリックやペッパーの風味が際立ち、肉料理との相性が抜群です。特に、焼き料理や揚げ物に使うと、シンプルながらも深みのある味わいが楽しめます。

ここでは、黒瀬のスパイスを活かしたおすすめレシピと、相性の良い料理を紹介します。

① 黒瀬のスパイスで絶品！ステーキ

シンプルな調理で、肉の旨味を最大限に引き出すステーキレシピです。黒瀬のスパイスのガーリックと胡椒の風味がしっかり効き、まるで専門店のような味わいになります。

【材料（2人分）】

• 牛ステーキ肉（サーロインやリブロース）…2枚（300g）
• 黒瀬のスパイス…適量
• オリーブオイル…大さじ1
• バター…10g
• にんにく（スライス）…1片

【作り方】

1. ステーキ肉は焼く30分前に冷蔵庫から出し、常温に戻す。
2. 両面に黒瀬のスパイスを振り、5分ほど馴染ませる。
3. フライパンにオリーブオイルを熱し、スライスしたにんにくを炒める。
4. にんにくを取り出した後、中火で肉を焼く（片面2～3分）。
5. 裏返したらバターを加え、さらに1～2分焼く。
6. 火を止めてアルミホイルで包み、5分ほど休ませてからカットして盛り付ける。

【ポイント】

• 黒瀬のスパイスは塩味がしっかりしているため、追加の塩は不要。
• 肉を焼いた後に休ませることで、ジューシーな仕上がりに。
• 付け合わせにグリル野菜やポテトを添えると、バランスの良い一皿になる。

② カリッと香ばしい！黒瀬のスパイス唐揚げ

下味を黒瀬のスパイスだけでつける簡単唐揚げ。にんにくやペッパーが効いており、ご飯にもお酒にもよく合います。

【材料（2～3人分）】

• 鶏もも肉…300g
• 黒瀬のスパイス…適量
• 片栗粉…大さじ3
• 小麦粉…大さじ2
• サラダ油…適量

【作り方】

1. 鶏もも肉を一口大に切り、黒瀬のスパイスをたっぷりまぶして30分ほど置く。
2. ボウルに片栗粉と小麦粉を混ぜ、下味をつけた鶏肉にまぶす。
3. フライパンにサラダ油を熱し、170℃の油でカリッと揚げる（約4分）。
4. 取り出したら油を切り、熱いうちにさらに黒瀬のスパイスを軽く振って完成。

【ポイント】

• 黒瀬のスパイスをしっかりなじませることで、しっかり味の唐揚げに。
• 衣を薄くすることで、スパイスの風味がダイレクトに感じられる。
• レモンを絞ると、さっぱりとした味わいに。

【結論】ほりにしと黒瀬のスパイスはどっちがおすすめ？

結論として、「ほりにしも、黒瀬のスパイスも、どちらも買う」のが一番おすすめです（笑）

特に、キャンプ、BBQ、ホームパーティー、プレゼント用などで使う場合は、2種類とも買うことを強くおすすめします。

ほりにし・黒瀬のスパイスは、それぞれに個性があり、どちらか1つだけを選ぶのは難しいほど優れたスパイスです。

しかし、たとえお気に入りのスパイスがあったとしても、1種類のスパイスで食べ続けると飽きてしまいます。

私は、ほりにしも、黒瀬のスパイスも、どちらも持っていて、キャンプやBBQでは必ず両方とも持って行きます。

理由はシンプルで、「どちらも美味しいし、食べ比べるのが楽しい」からです。

家族や友人たちと、

• 「私は、ほりにし派だな！」
• 「でも、このステーキには黒瀬のスパイスが合うよ！」

などとワイワイ言いながら、食べ比べをする。これがたまらなく楽しいんです！

どちらを買うか迷っている方は、だまされたと思って、ぜひどちらも買ってみてください！2種類そろえておくことで、会話が弾み、食欲が進み、そしてアウトドアの楽しみが広がりますよ。

ちなみに私は、キャンプやBBQでは、「ほりにし」「黒瀬のスパイス」に「マキシマム」を加えて、3種類のスパイスを用意します。「アウトドアスパイスの御三家の食べ比べ」は、とても盛り上がりますよ。

また、黒瀬のスパイスは1種類だけですが、ほりにしはラインナップが4種類と豊富です。4種類全部そろえての「ほりにしの食べ比べ」も盛り上がりますよ。

まとめ：ほりにしと黒瀬のスパイスはどっちが自分に合う？

この記事のポイントをまとめます。

• ほりにしは和歌山県のアウトドアショップ「Orange」が開発した万能スパイス
• 黒瀬のスパイスは福岡県の鶏肉専門店「かしわ屋くろせ」が開発したスパイスミックス
• ほりにしはバジルやオレガノなどのハーブが豊富で上品な風味
• 黒瀬のスパイスはフライドガーリックが効いたパンチのある味わい
• ほりにしの塩分は100gあたり45.8gで、黒瀬のスパイスより控えめ
• 黒瀬のスパイスの塩分は100gあたり57.9gで、濃いめの味付けに向いている
• ほりにしは肉・魚・野菜・スープなど幅広い料理に活用できる
• 黒瀬のスパイスは特に肉料理との相性が良く、BBQやステーキに最適
• ほりにしは香り豊かで、料理の風味を引き立てるのに適している
• 黒瀬のスパイスは塩・コショウ・ガーリックのシンプルな味付けが特徴
• 口コミでは「ほりにしは使いやすく、家庭料理にも向いている」という声が多い
• 黒瀬のスパイスは「肉料理が本格的な味になる」と評価されている
• ほりにしはスープやパスタ、魚料理にも合うため、日常使いしやすい
• 黒瀬のスパイスは焼肉や唐揚げ、チャーハンに適しており、ガッツリ系におすすめ
• どっちを選ぶか迷うなら、両方買って食べ比べるのが一番楽しめる

キャンプの成功は準備でほぼ決まると言ってもいいのですが、初心者の方からは、「どんなものを準備したらいいのかわからない」「実際に持って行って便利だったものを教えてほしい」といった声をよくいただきます。

そこで、私が実際にキャンプに持って行くものを、「必需品」と「あると便利なアイテム」に分けて、見やすく一覧にまとめました。

キャンプに持って行く物の全体像が具体的にイメージできると思いますので、ぜひ下の記事をご覧いただき、思い出に残る楽しいキャンプを実現してくださいね。